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ついったでやってみたお題いろいろ その3。
140字制限したり制限できてなかったり、ですが
ちょこちょこ書いたものを自分メモかわりに。


【ygo】
DM:十表
GX:ヨハジム・覇+十
ゼアル:ゆまキャシ
【その他】
レツゴ:ミハ豪
pkmn:グリリフ・デントとヤナップ
ポプ:ハヤリュ

があります。


* * * * *

■ミハ豪への3つの恋のお題:
愛してるって、言って。/闇にさらわれたかのよう/どうしても言えない
ミハ豪もえるんですけどなにこれ

「Ich liebe dich…って、意味わかる?」
「はあ?」
俺の誕生日に大きなケーキを用意してきたミハエルの一言。
意味なんてさっぱり分からない。首を傾げればくすくすと笑われて、
「答えは教えてあげない」
楽しそうにそう言われた。
「何だよ!俺の誕生日なんだからそれくらい教えろよ!」
「教えたら面白くないもの。あ、誕生日おめでとう豪くん」
「それ最初に言えよ!」
俺が文句を言ったところで、ミハエルは笑ったまま答えはくれなかった。
その後、意味を知った時に言えたか、といえば…その答えは、ミハエルしか知らない。

* * * * *

■デントとヤナップへのお題:
新緑のなかで芽吹く、色/(ようやく会える)/たとえばいま消えてしまっても、きみは泣いてくれるだろうか
 

(まるで新緑のような、)
ヤナップの体は一面緑色だ。
触れると温かく、抱きしめると若葉のような爽やかな香り。
とても落ち着く、一番好きなフレーバーだ。
長年の相棒である彼は不思議そうに僕を見上げる。
「ああ、ごめん」
首を傾げる姿も相変わらず可愛らしくて、思わず笑みが零れた。

なんでデントとヤナップなんだよっていうと
単に大好きだからです デントそこ代われ、いや代わってください。

* * * * *

■十表さんは、「昼の遊歩道」で登場人物が「出会う」、「誕生日」という単語を使ったお話を考えて下さい。

もうすぐ十代くんの誕生日。
(何を贈ったら喜んでくれるかな)
そんな事を考えながら歩き慣れた遊歩道を進むと、彼に似た人物がこちらに向かってくるのが見えた。
(会いたいからって見間違うなんて)
ひとり笑いそうになった所で、その人物と目が合った。その瞳は紛れも無く…
「十代くん!?」

* * * * *

■ヨハジムへの3つの恋のお題:
おやすみ、可愛い人。/どうしたら俺のものになる?/どうしたら振り向いてくれる?
片思いヨハジムもえる

「ジム、」
「何だい?」
名前を呼べば、彼は振り向いてくれる。
ジムが俺のものになればいいのに。振り向いてくれればいいのに。
そう思って名前を呼ぶけれど、その想いを伝える事が出来ない。
ジムが誰を好きかなんて、分かりきっているからだ。手に入らない事を知っているからだ。
「やっぱ何でもない」

ヨハ→ジム→十、って感じで。
片思いヨハン…最終的にはヨハジムです
だってジムも片思いだからね 成就しないからね ごめんジム。

* * * * *


■覇十の日記念。

(…なあ。いるんだろ?)
そう呟くと、何かが心の中で揺らめく。覇王だ。金色の輝きを持つ、もう一人の俺。
『何用だ』
ぶっきらぼうに、けれど律儀に返事をするのには驚いた。
(よかった、見つかって)
『…?』
(会って話をしてみたかったんだ)
『話す事などない』
しかもばっさりと切り捨てられたけど。


覇+十…のつもり で。


* * * * *


■グリリフへのお題:
いつの間にか、きみのためになっていたんだ/「だいじょうぶだよ」/明日の約束をしよう

「負けちゃった、かあ…」
「ま、当然だな」
普段なら自慢げに笑うグリーンを睨みつけるところだけど、今回は完全に私の負けだ。
認めない、なんて大人げない事はしたくないから、溜息を吐いてから「そうだね」と呟いた。
「…?リーフ?」
「うん、今回は完敗!」
落ち込んだままではいられないので無理矢理笑って見せると、突然頭を撫でられた。
驚いてグリーンを見上げれば、彼が小さく「無理すんじゃねーよ」と言ったのが聞こえた、気がした。


「だいじょうぶだよ」をお題にしようとしたんですけどこれ。
普段はリーフをからかってばかりのグリーンも、ほんとは優しいんだよっていう。
 勢いまかせに書いたらこんなことに…。


* * * * *


■ハヤリュさんは、「昼の図書館」で登場人物が「振られる」、「靴」という単語を使ったお話を考えて下さい。

人のいない図書館で二人きり。
ちょっとした悪戯心でリュータ先輩にキスをしたら殴られた。
まさか殴られるとは思っていなかった俺が唖然としている間に、先輩は耳まで真っ赤にして泣きそうな顔でこちらを睨んでから走り去った。
(なんで?俺たち恋人同士なのに)
(…もしかして、これって振られた?)
 

ハヤトの日がリュータの誕生日だっていうから…

 
* * * * *

 

■十表さんは、「朝の書店」で登場人物が「告白する」、「手紙」という単語を使ったお話を考えて下さい。
 
「遊戯さん、好きです!」
「えっ」
突然の告白に動きが止まる。
何と返せばいいか分からずに視線をさ迷わせていると、十代くんに手紙を渡された。
「これを渡すだけのつもりだったんですけど、やっぱり言わなきゃって」
「えっと、」
「そんな訳で、大好きです!」
大声で宣言され、しかも何故か逃げられた。

* * * * *


■ヨハジムへの3つの恋のお題:
愛してるって、言って。/過去は過去、未来は未来/一目見たときから俺の世界は君だけだった
一目惚れするヨハンとかおいしすぎる


「だから、好きなんだって」
「…」
何度言ったか分からない台詞を言えば、ジムは困ったように笑う。
一目惚れだといくら言ってもかわされる。
「lost myself.気の迷いだよ」
そう言われるだけだった。どうしたら伝わるんだろうと考えた結果、名案を思いついた。
(これしかない)


そんなかんじで、キスして思いを伝えるヨハンとかおいしいよねー
ヨハジムおいしいですもぐもぐ

* * * * *


■ゆまキャシへの3つの恋のお題:好きな人は君だよ/涙で滲んだ景色/本気にしてもいい?
 最初と最後がいいなあ

「好き、なの」
「俺も好きだぜ?」
彼の口から好きという単語が出てくるなんて思いもしなかった。
しかも私に向けて。彼の幼馴染や友人に対してではなく、私に。
嬉しさのあまり涙が出てきそうだ。
「本当?」
「嘘ついてどうすんだ?」
「本気にしてもいいの?」
「本当なんだから本気にしなきゃダメだろ!」


っていう両思いゆまキャシかわいいと思うんですよね!

* * * * *


■十表への3つの恋のお題:
そんなところも好きだよ/だから、しよ?/この鍵は渡しておくから
このお題、話が繋がってるようにも見える…

十代くんは嫉妬深いのだと最近知った。
ボクが友達と話している時しきりに気にしたり、レベッカからのメールをみて不機嫌になったり。まるで子供だ。
(そんなところも好き、だけど)
愛される事がこんなに幸せなんだと教えてくれたのは彼だから。

* * *

「…遊戯さん?」
様子がおかしい。近づこうと歩を進めると足に空き缶が当たる。
酔っ払っているんだと気付いた時にはもう遅かった。遊戯さんに勢いよく抱き着かれて押し倒される。
「っ、遊戯さ「じゅうだいくん…しよ?」
頬を紅潮させ、瞳を潤ませた遊戯さんのその一言は俺を撃沈させるのに十分だった。

* * *


何をしているんだ、と思う。けれど昨夜の言葉は勢いだけじゃないのも事実だった。
(だから、)
「これ、十代くんに」
「…鍵、ですか?」
「うん、ウチの鍵」
そう告げると十代くんは驚きに目を瞠る。
「渡しておくから。だから…また遊びに来てね」
「でも、」
「ボクは後悔してない。その気持ちがこの鍵」

* * * * *


■十表さんは、「深夜の床の上」で登場人物が「思い出す」、「吐息」という単語を使ったお話を考えて下さい。

(背中、いたい)
ふと目が覚めた場所は何故かリビングの床の上。
隣には十代くんが同じように豪快ないびきをかいて寝ていた。
周りにはビールやチューハイの空き缶が転がっていて、そういえば、と思い出す。
(十代くんが持ってきたんだ、これ)
商店街のくじ引きで当たっちゃいました!と言われたんだ。


成人済な十表も好きです。
お互い余裕があるように見えるのがいいよね
実際のとこ十代くんは余裕なさそうだけどなんとか取り繕ってるとか。

* * * * *


■ヨハジムへの3つの恋のお題:
抱きしめてもいいかな/食べてしまいたい/お前じゃなきゃダメなんだ


抱きしめたいと思っても、それは叶わない事をよく知っている。
不満げに睨んだところで、身長差が縮む訳でもない。だから俺はこう言うのだ。
「ジム、そこ座れ」
「?Yes、…これでいいかな」
ジムは優しいから言われた通りに椅子に座る。そこで漸く俺は行動に出れるのだ。


* * * * *


■ヨハジムさんは、「朝の屋上」で登場人物が「恋する」、「氷」という単語を使ったお話を考えて下さい。
#rendai

朝のHRまで時間がある。目を覚ます為に風に当たろうと屋上へ向かうと先客がいた。
のんびりと景色を眺めていたのはなんとジムだったのだ。
「…ジム?」
「!…ああ、ヨハン」
名前を呼べば、驚いたように肩を震わせた後に振り向き、笑顔を見せるジム。
見慣れないものを見たせいか胸が高鳴る。




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