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140字制限したり制限できてなかったり、ですが
ちょこちょこ書いたものを自分メモかわりに。
【ygo】
DM:十表・城表
GX:覇ジム・ヨハジム
があります。
■十表への3つの恋のお題:
どうしたら俺のものになる?/寝ぼけてキスをした/痛い、けど、気持ちいい
「十代くん?」
名前を呼ばれ我に返った十代が顔を上げれば、遊戯の真っ直ぐな瞳と目が合う。
(この瞳が曇ってしまうとしても、俺は手に入れたい)
武藤遊戯その人を手に入れる為ならば、と十代は改めて決意を固めた。
(どうやって手に入れようか)
心配そうな遊戯に笑いかけ、十代は握る手に力を込めた。
* * * * *
■城表への3つの恋のお題:
すきにして、いいよ。/大事にしたいんだ/寝ぼけてキスをした
「…すきにして、いいよ」
そう言った遊戯は泣きそうな表情を浮かべている。
それを見て一気に酔いがさめた。
「…違う、オレは」
「城之内くん?」
何か言いたそうな遊戯の口を自分のそれで塞ぐ。
(大事にしたいのに、オレは)
めちゃくちゃにしてやりたい、そんな欲望が自分にあったなんて。
* * * * *
■覇ジムへのお題:確立した「俺」と「俺」/「たりない。」/どうしてわかってくれない
以前十表で出たのと同じものが…。
聞いた時はまさかと思ったが、目の前にいるのは確かに十代と覇王の二人。
十代は面白い事になったと楽しそうに笑っている。そして
「何をじろじろ観察している」
「Sorry、けどまさか本当に…」
俺の言葉に覇王は鼻をならす。
こちらを睨むその冷たい瞳は金色で、間違いなく彼が覇王なのだと感じた。
* * * * *
■ヨハジムへのお題:
いちごショートケーキにのぼろう/(まだ残ってる、)/閉じ込めておくなんて出来ないよ
ジムは甘いものが苦手だ。
だというのに食卓には可愛らしいいちごのショートケーキが置いてあった。
「ジム、これ」
「美味しそうだろう?甘味は抑えてあるらしくて、勧められたんだ」
そう言って笑うのは照れ隠しだろうか。
ジムは優しいから断れなかったのだろうと予想はついた。
食べる準備は整っていて、俺は迷わず席に着く。
「じゃ、遠慮なく…はい、あーん」
「What's!?」
腕を伸ばしてケーキをジムの目の前に持っていけば、俺が食べ始めると予想していたジムは驚いた声を上げる。
こういう反応が面白いからやめられないんだ。
ケーキにのぼるって思いつかなかったのでケーキをたべるヨハジムで…
* * * * *
■十表へのお題:
呼吸を忘れてしまうほど/「いまだけでいい。」/キスマークで主張してみる
「…今だけ、か」
静かな部屋でひとり呟く。
今だけでいいからと、無理矢理遊戯さんを抱いた。体力のない彼は今、夢の中。
身体を清める為にと彼に触れる度に心が痛み、同時に一瞬でも自分のものになった喜びでいっぱいになった。
(けど、今だけなんだ)
一回きり、っていう十表 にしたかったんですけど 難しいね。
* * * * *
■十表への3つの恋のお題:
だから、しよ?/死にそうに幸せ/はしたないくちびる
「好きだよ」
遊戯さんがそう言ってくれる度に幸せな気持ちでいっぱいになる。
長年の思いが通じた事だけでも夢のようだというのに、好きだといってもらえるなんて!
「俺も好きです、大好きです」
言葉だけじゃ伝わらない気がしてキスをすれば、遊戯さんは応えてくれる。
(大好きです、遊戯さん)
こんな十表、前にも書いたような気がする。
* * * * *
■覇ジムへの3つの恋のお題:
むさぼるようなキスを/いびつな笑顔/すき、きらい、すき
角度を変えて何度も唇を重ねると、ジムは息が出来ないのか口を開く。
その瞬間に舌を滑りこませ、相手の舌を絡め取る。
ジムは怯えたように身体を震わせたが、構わず事を進めた。
(いつまで経っても慣れない奴だ)
数え切れない程キスをして身体を重ねても慌て戸惑うこの男を抱くのは楽しくて仕方がない。
気まぐれでジムを抱いたら癖になっちゃった覇王様、っていう覇→ジム。
好きだけどお互い気付いてないのが萌える。
* * * * *
■ヨハジムへの3つの恋のお題:
どうしよう、変な気持ちになってきた/愛してるって、言って。/青天の霹靂
「これは?」
「うん、それ読み上げてよ」
突然、ヨハンに紙を渡された。質問してもヨハンは答えず、俺が言うのを待っている。
「Well…、『I love you』?」
「疑問形みたいな言い方するな!」
言われるままに読み上げれば、不機嫌な表情になった彼に睨まれてしまった。
(一体何の練習だ?)
ヨハンはもてるから告白された時の対策なんだろうか、とか考えちゃう鈍感ジムかわいいです。
* * * * *
■遊戯さんに好きな人はいるか聞いてみたけど、『特にいない』って返されて会話終了。
しばらくしてふと遊戯さんを見てみたら切なそうな目でこっち見てる。え、もしかして…?
こんな診断があったのでつい十表変換。よかったね十代くん!
(言うタイミングを逃しちゃったな)
十代くんが真面目な顔で『好きな人はいますか』なんて言うものだから、思わず『特にいないよ』と返答してしまった。
好きな人は目の前にいるけれど、そんな事言える筈もない。
(ボクを慕ってくれてるだけなんだから)勘違いしちゃだめだ、と自分に言い聞かせる。
デッキをいじり始めた十代くんに視線を向ければ、顔を上げた彼と目が合ってしまった。
(だから勘違いしちゃだめだってば、)
そう思うのに目が合っただけで胸が高鳴るなんて、どうしたらいいんだろうか。