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■覇ジム
「Wow!覇王、久しぶり!」
ジムの住む街へ久方ぶりにやってきた俺達は、考えるまでもなくそこへ向かった。
そこで笑顔で挨拶をされたのだが
「…今回も十代には会えない、のかな」
「当然だ」
睨みつけて言い放てばジムは苦笑するだけ。
(会わせるものか)
恋敵に会わせる馬鹿が何処にいるというのだ。
フォロワさんへ捧げた覇ジムでしたー
二心同体の十代と覇王様でジムとりあってたらおいしいです。
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■正主
正志って料理うまいよな、と弁当を眺めてぽつりと呟く。
「…何だよ、突然。弁当はやらないぞ」
「違うよ!いつでも婿に行けるよなーって」
笑いながらそう言えば、正志は微妙な表情を浮かべる。
がっかりしたような呆れたような、そんな表情。
「婿なんて行くか、この鈍感」「へ?」
フォロワさんへ捧げた正主(とき4)でしたっ
正志は家事全般できるイケメンだとしんじてる。
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■覇ジム
覇王には噛み癖がある。
それは行為の最中に起こるもので、耳や首、鎖骨の辺りを噛み、当然ながら跡が残る。
何故そんな事を、と聞くと
「ジム、貴様が俺の所有物だという印だ」
そう言って楽しそうに笑っていた。
(…嫌ではないと言ったら彼はどう思うだろう?)
後が怖いので言える筈もないけれど。
フォロワさんへ捧げた覇ジムでしたー!
覇王様の所有物なジムおいしいです。
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■十表
「ホワイトデーは昨日だよ?」
日本に帰ってきた俺への第一声。
まさかそんな事を言われるとは思ってもいなくて返答できずにいると、遊戯さんはくすりと笑みを零した。
「冗談だってば。おかえり、十代くん」
「…ただいま戻りました、遊戯さん」
冗談でもいいか、遊戯さんの笑顔が見れたから!
フォロワさんへ捧げた十表でした!
ホワイトデーネタ書いてないなとおもって…
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■十表
「もうすぐお花見の季節だね」
遊戯さんのその言葉に、俺は反応せざるを得なかった。
「遊戯さんが弁当作ってくれるんですか?」
「どうしてそうなるのさ…」
十代くんは花より団子だね、と言って笑われたけれど、違いますよ遊戯さん。
(遊戯さんの手作り、ってのが大事なんです!)
フォロワさんへ捧げた十表ですー!
今度はお花見。
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■十表
甘いもの好きでしたよね、と前置きしてから十代くんに手渡されたもの、それは
「…チョコレート?」
「ホワイトデーのお返し兼お土産です!」
ずっしりと重いそれはチョコ特有の甘い香りを漂わせている。
多すぎない?と言っても
「俺の愛の重さだと思って下さい!」
うん、そういう子だよね、君って。
フォロワさんへ捧げた十表です~~
ホワイトデーネタかぶってすみません でもお返し考えて買ってくる十代くんかわいいとおもいます・・・
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■城表
ゆうぎー、と間延びした声が聞こえたと思ったら後ろから抱き着かれてしまった。
こんな事をするのはボクの友達には一人しかいない。
「城之内くん、どうしたの」
後ろを見なくたって分かる。
城之内くんが甘えてくれるのはボク一人だって知ってるから。
(…なんて、思い上がりかな)
フォロワさんに捧げた城表でしたー!
城表はべたべたしてるのが通常運転です。
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■ジム明日十
「out of my league?」
「Yes、トゥモローガールは正にそれだよ」
聞き慣れない英単語を聞いた彼女は、驚いたように目を瞬かせる。
大きな瞳がきらきらと輝いて見えるのは何故か。
それは彼女に惹かれているから。
けれど高嶺の花だ、だって彼女は(俺達のHERO、十代しか見ていない)
フォロワさんに捧げたジムっていうかジム明日十でしたっ
ジムの片思いおいしいです!
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■覇ジム
「…それで?貴様は逃げるのか」
「っ、」
覇王に押し倒され、無駄だと分かっているのに逃げようともがけば冷たい言葉が降ってきた。
顔を上げれば金色の瞳がこちらを睨みつけている。
「ジム、答えろ」
「…No、俺は」
「ならばおとなしくしていろ」
その瞳からは逃れられないと分かって俺は抵抗をやめた。
フォロワさんに捧げtた覇ジムでしたーっ
覇王様に押し倒されたら逃げられないですよねーー
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■ヨハジムへのお題:
変われるしあわせ/(そう言ったらきみはきっと、怒るかな)/あやす手のひら
ジムに頭を撫でられると何故か安心する、そう言われて反応に困った。
「喜ぶべきところ…かな?」
「あったり前だろ!」
嬉しそうに笑うヨハンが抱き着いてきて、倒れそうになるのをなんとか留める。
「Ah-…Thanks…?」
「You're welcome!」
ジムヨハっぽい?けどヨハジムのつもり
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■覇ジムへのお題:
確立した「俺」と「俺」/「はいはい、降参です」/ねむるあいだにいなくなってね
俺を拒絶し続けたジムを犯してから数時間が経過した。
体力的にも精神的にも限界だったのだろう、ジムは泣きつかれた瞳を閉じて眠りについている。
(どこまでも拒絶するのか、)
爪が食い込む程に拳を握りしめてからベッドを降り、振り向かずに部屋を出た。
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■城表
「移り香にすらドキドキする」っていうお題を見かけて思わず
「っくしゅ」
「遊戯、大丈夫か?」
「だ、大丈夫だよ」
予報で暖かいって聞いたけど薄着にしたのは失敗だったかな、と言って苦笑すると、突然城之内くんが上着を脱いだ。
「え、」
「これ着てろ!」
遊戯は弱っちいんだからよー、と城之内くんは茶化すように笑うけれど、本当は心配してくれているんだと知っている。
受け取った上着をおとなしく着ると、城之内くんの匂いがした。
(汗くさいだろって笑うんだろうけど、ボクは好きだよ)
そんなこと、言えるわけもないけれど。
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■なぐまもへの3つの恋のお題:
涙で滲んだ景色/本気にしてもいい?/引き出しにしまいこんだ言葉
(こっち見ろよ)
せっかく円堂に会いに来たというのに、当の本人は真剣な表情でプロの大会映像を見つめている。
(つまんねえ)
引き寄せて抱き締めてしまえば、円堂は俺を見るだろうか。
南雲、と非難めいた言葉をあげるだけだろうか。
(文句を言われる前に名前を呼んだらどうなるかな)
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■『一緒にお昼寝している』『ヨハジム』を描きor書きましょう。
「ただいまー…あれ?」
普段なら出迎えてくれる筈の恋人がいない。
どうしたんだろうとリビングまで向かえば理由はあっさりと判明した。
(…寝てる)
ジムが昼寝なんて珍しい。
ソファでぐっすり寝ている姿を見たら、こちらも眠くなってきた。
「よし、」
ソファに寄りかかる形で座り込み、俺は目を閉じた。