忍者ブログ
二次創作テキストサイト。はじめての方は「はじめに」をご覧下さい。
 125 |  124 |  123 |  122 |  121 |  120 |  119 |  118 |  117 |  116 |  115 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ついったでやってみたお題いろいろ その12!
140字制限したり制限できてなかったり、ですが
ちょこちょこ書いたものを自分メモかわりに。


【ygo】
DM:十表
GX:ヨハジム


【その他】
FE覚醒:ガイリズ・クロソル
テイルズ:ロイしい・フレルク
 



 


* * * * *


■ヨハジムへのお題:
どこにいても、きっと見つける/「おはよ。」/敷き詰めたのはしあわせです


「…あれ?」
起きてまず驚いたのは、俺の横でジムが寝息を立てていたことだ。
普段なら先に起きて朝食の準備をしている筈なのに。
「ジムー起きろー」
寝顔を観察したり、優越感に浸るのもいいかと思ったが、それより腹が減っていたので遠慮なく起こす。
「…、ヨハン…?」
「おはよ」
「…Goodmor…、!?」
勢いよく起き上がったジムは真っ先に目覚まし時計に目を向ける。
「Oh,no!」
俺もつられて時計を見る。
ああ、なるほど。
「もう家出る時間だな」
「…!!」
ジムは寝坊した事にショックを受けているのか呆然とした表情を浮かべている。
「なぁジム」
「…What's?」
「飯、作ってよ」
「…But、時間が…」
普段なら頷いてくれる俺の我儘に対しても消極的だ。
けど、俺はそんなのお構い無しにこう言った。
「間に合わないんだろ?だったら諦めて飯食ってちゃんと準備してから行った方がいいって。その方が有意義じゃん」
俺の提案に、ジムは目を瞬かせ、それから溜め息をひとつ。
「…ヨハンには敵わないな」
「へへ、そういう訳だからよろしく!」
ジムは苦笑していたが、俺の提案を否定せずに受け入れてくれる。
それが嬉しくて、俺は笑い返してベッドを降りた。


* * * * *

■十表

「誕生日おめでとうございます!」
「……ボクの誕生日もう過ぎてるけど?」
遊戯さんに呆れた表情で言われ、俺は苦笑するしかない。
「知ってます。間に合わなかった俺が悪いのも分かってます。けど言いたかったんです」
遊戯さんを抱き締めてからもう一度言っていいですか、そう伝えたら今度は笑われた。


* * * * *

■ロイしいへの3つの恋のお題:
我慢なんて出来そうにない/引き出しにしまいこんだ言葉/星に願いを、月に祈りを


(負け戦じゃないか)
ロイドとコレットが仲良く話している様子を見てつくづく思う。
どれだけロイドを好きでいても、コレットに敵う筈がない。
あたしとコレットの差は誰が見ても歴然としている。
(だってのに)
それでもロイドを好きな気持ちは捨てられずに、ずっと心の奥深くにしまってある。


完全片思いのしいなも可愛いよねっていう。 ロイドくんまじ攻略王。


* * * * *

■ガイリズへのお題:
きみが花だったら/「あつくて、溶けそう。」/些細だときみが笑うことでも
花の蜜に寄ってくるガイアさん…


リズは甘い香りがする。
そう言ったら、わたし、香水なんてつけてないよ?と返ってきた。
(そういう意味じゃなくて)
リズの甘い香りは俺を引き寄せるもの。
食べてしまいたい、そんな衝動に駆られる香りなのだ。
「…なんて、言ったら怒りそうだな」
「?」


* * * * *

■ガイリズ

「今日もちょっと失敗しちゃった…」
せっかくガイアさんに習ったのに、自分ひとりで作ったお菓子はいびつな形をしている。
「あーあ…」
「見た目はともかく、味はいけるぞ」
「!?」
俯いていたところに上から声が聞こえ、
慌てて顔をあげればそこにいたのはオレンジ色の髪の彼だった。

* * * * *

■フレルクへのお題:
君といられる今がしあわせ/(どうかわらっていてください)/敷き詰めたのはしあわせです

 
「なに笑ってんだよ、フレン」
「あ、すみません」
「いちいち謝んなっつーの!あと敬語禁止!
」彼の隣にいられる事が嬉しくて自然と笑みが零れる。
敬語は癖になっていて、怒られてしまったけれど。
「ごめん、まだ慣れなくて」
「いい加減慣れろよなー」
不機嫌そうにむくれる彼も可愛いなんて言えない。


* * * * *

■ガイリズへの3つの恋のお題:
一緒に居たのは誰?/可愛いにも程がある/恥ずかしい、でも、好き


「じゃじゃーん!」
 明るい声とともに甘い香りが鼻孔をくすぐる。
 笑顔でこちらへやってくるリズが持ってきたのは、以前俺が教えた焼き菓子だった。
 「へえ、上手く出来たみたいだな」「でしょでしょ!今回は自信作だよ!」
 今までのように形も崩れていないし、何よりいい香りがする。食べたいと思ったら腹の虫が鳴った。
 「あはは、ガイアさんのお腹は正直だね」
 そう言って笑う彼女は楽しそうだ。
 他の奴が相手なら馬鹿にされたかと思うのに、リズが相手だとそうは思わないのが不思議だ。

 


* * * * *

■クロソルへのお題:
無自覚と無頓着=鈍感/(たすけて、くるしい。きみがほしい)/別々にうまれてきてよかったね。出会えて、よかった。


「ソール」
名前を呼ばれるたび、心配されるたびにどきりとする。
クロムは何の気なしに呼んでいるだろう、仲間だから心配してくれているのだろうと分かっている。
分かっているけど、それだけで心が温かくなる。
「クロム、ありがとう」
「?何がだ?」
好きです、とは言えないけれどそんな気持ちを込めて。


クロ←ソルが好きですやっぱり


* * * * *

■ガイア×リズへのお題:
もうあと10センチの距離/(どうして気付かないかなあ)/アイラブユーを喩えなさい


「これやるよ」
「え…」
目当ての人物を見つけ、袋を手渡す。
突然の事にリズは反応できなかったのか、俺と袋を交互に見やる。
そうしてからゆっくりと袋の閉じ口をひらき、
「!お菓子!ガイアさん、これ、」
驚いたように顔を上げた。
「用事はそれだけだ」
「え!?」
なんでわたしに、と言っているリズを置いてその場を去る。
(リズの為に作ったんだからな)
これで少しはあのお姫様が喜んでくれれば、少しでも戦いの疲れを癒してくれれば、と思う。
しかし、こんな事をする理由も気付かないとは、さすがはクロムの妹だ。
人からの好意には鈍感らしい。


リズのためにお菓子作ってるガイアさんかわいいとおもいます。
そこにリズが乱入してくれたらもっといい。
お菓子作ってるのがばれて、
渡そうとしてた計画が無駄になって内心落ち込むけど、
一緒にお菓子作りしてたら機嫌治ってるとか。
そんなガイリズが読みたいなあ


* * * * *

■ガイリズへのお題:
もうあと10センチの距離/(もう会えないって、知ってるよ)/落日に、ならんだふたり


「えっ、ほんとに?」
「ああ」
ようやく世界も落ち着いて、これからだという時にガイアは仕事を再開するとわたしに告げた。
それは離ればなれになるという宣告。
「せっかく平和になったのに…」
「悪いな、俺にはこれが性に合ってるんだ」
ついてこいとは決して言わない。
危険が伴う、わたしには向いてない、理由はきっといくつもある。
けれどわたしは
「一緒に行く」
「リズ、」
「離れるなんて、いやだよ」
頭を何度も振り、子供みたいに我儘を言う。
離れてしまったら、もう会えない。
そんな気がして、わたしはガイアの手をぎゅっと握った。

その後の二人なガイリズ とかそんな感じで。
最初はひとりで行こうとするんじゃないかなー と。




PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
♥ Admin ♥ Write ♥ Res ♥
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
拍手など
Copyright ©  柚子缶  All Rights Reserved.
*Material by *MARIA  / Egg*Station  * Photo by Kun  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]