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ついったでやってみたお題いろいろ その13!
140字制限したり制限できてなかったり、ですが
ちょこちょこ書いたものを自分メモかわりに。


【ygo】
GX:ヨハジム
5D's:ブレクロ
ゼアル:Ⅳゆま

【その他】
FE覚醒:ガイリズ・クロソル・ヘンリヒ・ウードとリズ
BSR:佐幸
イナイレ:優京
レツゴ:矢樹

 

 



* * * * *

 

■クロソルへの3つの恋のお題:
ばか。たったその一言だけ。/優しい笑顔が好きだった/朝になった、夢じゃなかった


「…あれ」
 目が覚めると、見慣れない天井が見える。
 僕が普段寝泊りしている天幕とは違う、落ち着いた色合いをしている。
 ぼんやりしたまま視線を彷徨わせると、隣に誰かが寝ていた。
 「……え、!!?」
 蒼が目に入った所で慌てて起き上がれば、隣で寝ていたのは案の定
 「え、クロム!?え!?」
 そう、我らが自警団の団長でありイーリス聖王国の王子、クロムだったのだ。


クロムのとこに泊まった事自体忘れてるソールさんとか可愛いじゃない。


* * * * *

■Ⅳゆま

「チョコクッキー美味いだろ!」
 無防備に笑う遊馬を見ていると、どうにも素直に頷けない自分がいる。
 真直ぐに見つめられるのがどうにも苦手だ。つい視線を逸らし、悪態を吐いてしまう。
 「お子様味覚だな」
 「な、なんだよ悪いかよ!」
 俺の言葉に遊馬は声を上げて反論してくる。
 それが面白くてからかってやろうかと思ったが
 「…Ⅳ兄様、遊馬で遊ぶのはやめてください」
 横入りしてきたⅢの言葉で、何を言おうとしたか忘れてしまった。
 守るようにして間に入ってきた事に気付けなかったのは、遊馬から視線を外したせいだ。
 Ⅲは俺と違って遊馬から目を離すことなく、遊馬を傷つけようものならしっかりと守ろうとしているのだ。
 (…くそ、)
 ひねくれている自分が悪いと分かっているのに腹立たしい。
 こんな事で弟と争う事になるなんて思いもしなかったが、負けたくなんてない。
 決闘でも何でも、俺は誰にも負けずに遊馬を手に入れたいのだ。

 

「チョコクッキー美味いだろ!」「お子様味覚だな」
っていうやりとりをして喧嘩するⅣ遊見たい…
遊馬くんは甘党でなくても、こういう時だけ思いっきり甘いの食べてたらかわいい。
Ⅳ遊がアイス半分こしてたらいいよかわいいよ。
そのあとでまだ食べたりないであろう遊馬くんに、Ⅲちゃんが自分のアイスをあげてたらいいよ。

 

* * * * *

■矢樹

「烈矢の手ってひんやりしてるな」
「離せよ兄貴、」
「まーまーもうちょっとだけ!な!」
俺の手を離そうともせず、兄貴はその手を自分の頬にあてる。
「うん、やっぱ気持ちいい」
「……」
気持ち良さそうに笑うその表情と、触れた頬の温かさにくらくらしてきた。


っていう矢樹を受信しました フォロワーさんの一言だけで妄想がすすみますおいしいです!


* * * * *

■ヨハジムへのお題:
とりあえず隣にいてよ/(たすけて、くるしい。きみがほしい)/ときどきは弱くなる夜


「とりあえずさ」
発掘に出かけたくて仕方ないという表情をしているジムの腕を掴んで留まらせる。
「ヨハン?」
「隣座って、俺が食べ終わるまで待ってよ」
ジムの手料理が朝から食べられるのは嬉しいけれど、一人で食べるなんて味気ない。
「いいだろ?」
 

一人でごはん+留守番は嫌だっていうわがままヨハン っていいと思います。


* * * * *

■ヘンリヒへのお題:
たとえ、ここに永遠がなくても/(このままいっしょにいても、いい?)/離したくないって言ったら、怒る?


「リヒトは可愛いよねえ」
 そう言って、にこにこと嬉しそうに笑うヘンリーさんに頭を撫でられた。
 「可愛くないよ!もっともっと大きくなって、格好良くなるんだから!」
 「え~」
 僕が反論すると、その反応を待っていたと言わんばかりに、楽しそうに笑うのがいつものヘンリーさんだ。
 「可愛いし、離したくないな~って思っちゃうんだけどなぁ」
 けれど今日は、どこか寂しそうに笑うものだから、つい
 「離さないもなにも…この戦いが終わったら僕、ヘンリーさんについてくつもりだったんだけど…」
 本音を呟いてしまった僕は、ヘンリーさんに抱き着かれたのだった。
 (まるで子供だ!僕よりずっと年上なのに!)


* * * * *

■ヘンリヒへのお題:
はやくおとなになりたい/(もう会えないって、知ってるよ)/ぜんぶオルゴールに閉じ込めて


「早く大人になりたいな」
「え~?勿体ないよお」
相変わらずのんびりとした口調の返答に、少しばかり腹が立った。
(こっちの気も知らないで!)
大人になれば、ヘンリーさんの後ろじゃなくて隣を歩けると思っているのに。
僕は、守られる子供じゃなくて、彼のパートナーになりたいだけなのに。


* * * * *

■クロソルへのお題:
わらって、わらって、泣いて、/(いっしょに、って言ったら困るかな)/一秒、一日、一か月、一年、増えていくのは思い出ばかり


「食べ放題?」
 「うん、近くの町で1時間食べ放題!っていう企画をやるんだって。だから行ってこようかと思って」
 自警団の食料を食べ尽くすよりは経済的じゃないかな?と、嬉しそうに話すソールはそわそわと落ち着かない様子だった。
 食べ物の事となると目を輝かせるソールの事だ、早く行きたくて仕方がないのだろう。
 「わかった。大丈夫だとは思うが、気を付けて行って来い」
 「あ、う、うん…」
 その申し出を却下する理由もないのであっさりと頷けば、歯切れの悪い言葉が返ってきた。
 しかも、すぐにでもこの場を離れると思ったのに、ソールは落ち着かない様子のまま俺の目の前にいる。
 「どうした?」
 「あ、ええと…その。クロムも一緒にどうかなって…」
 「は?」
 「だ、だから!僕ひとりで行くのも寂しいし、クロムも息抜きのつもりで一緒にどうかなって、思ったんだけど…!」
 視線を合わせようとしないソールだったが、その言葉は俺を気遣ってのものだった。
 まさか食べ放題に誘われるとは思いもよらなかったが、せっかくの誘いを断るなんて以ての外だ。
 (まったく、こいつは本当に)
 その気持ちが嬉しくて、俺は迷いなく
 「じゃあ、一緒に行くか」
 そう答える事にしたのだった。

ソールさんが食べ放題に行ったらどれくらい食べるんだろう。
クロムはのんびりコーヒー飲みながらそれを眺めてるのかと思うとずるいですね


* * * * *

■ブレクロへの3つの恋のお題:
好きな人は君だよ/君が笑うと俺も嬉しいから/俺のことどう思ってる?


「だから好きなんだって」
 「うっせー、ついてくんな!」
 何度好きだと言ったか分からない。
 分からないが、何度伝えてもクロウはそれを嘘だ、からかってるのか、と否定してばかりだ。
 今日も出会い頭に伝えたものの、俺と目を合わせようともしない。
 (これだけ言っても返事がもらえないとなると…)
 そろそろ次の手を打つしかないか、と溜息を吐いた。


* * * * *

■優京へのお題:
どこにいても、きっと見つける/「だいじょうぶだよ」/些細だときみが笑うことでも


「京介」
兄さんが笑顔を見せてくれる、それだけで嬉しい。
釣られるように俺も笑みを浮かべれば、嬉しそうだね、と言われてしまった。
「兄さんが笑ってるから」
「俺が?」
こくりと頷けば、
「それだけで喜んでもらえるならずっと笑顔でいようか」
そういって、兄さんは楽しそうに歯を見せて笑った。


* * * * *

■ウードとリズへのお題:
好きだから好きって言った/(無防備すぎるよ)/あやす手のひら


ウードがふたりいるよ、と言って母さんは微笑む。
その表情は俺のよく知る母さんの顔にそっくりだった。
こうやって、幼い俺もあやされていたのだろうか。
(いつも笑って見守って、)
それどころか、一緒になって遊び回っていたけれど。

なんとなく親子を書きたくなったので。
リズは母親になってもお転婆なままでいてほしいけども。


 


* * * * *

■ブレクロ クリスマスネタ

「…?」
運転中、ふと胸ポケットに入れたままのケータイが震えているのに気付き溜め息を吐く。
「仕事の依頼…だよなあ」
あと一件で今日の仕事も終わりだと思ったのに、とうんざりしながら電話に出る。
「どーも、こちらブラックバ「クロウ!」
風にかき消える事なく聞こえてきたのはブレイブの声だった。
「こっちは仕事中だ、じゃーな」
「ちょちょ、待てって!仕事のあと!後は空いてるよな!?」
仕事で疲れている所にこいつの相手なんてまっぴらだ、と切ろうとすれば慌てた声が聞こえてくる。
必死な声音に思わず切るタイミングを失ったオレはつい、
「…あー、あと一件で仕事終わるけどな」と答えていた。

って感じではじまるブレクロクリスマス話をですね…
ブレイブがしっかりお店予約してるんだよー
クロウがドレスコードうるさい店行かないのは分かってるから、
あんまり厳しくないとこでさ…
ジャケットとか用意してあげて着せてあげてさ…


* * * * *

■クロソルへの3つの恋のお題:
泣いても駄目だよ/そのままの君でいて/朝になった、夢じゃなかった


「…またか」
「あ、クロム」
訓練場へと足を運べば、そこにはひとりで剣を振るソールの姿があった。
いくら鍛えても筋肉がつかないと嘆き、自分の身体を苛め鍛えていたソールに苦言を呈したのはいつだったか。
それを忘れたのか、と睨むと、ソールはしょんぼりと肩を落とした。

 


* * * * *

■佐幸

「旦那って好きな人いるの?」
いないと知って聞くのだからたちが悪い、と自分でも分かっている。
けれど不意に聞きたくなった。
怒鳴られるか慌てるか、反応を見たいと思ったからだ。
(敢えて言うならお館様か)
好きというより尊敬…いや、あれは依存していると言っていいだろう。
彼が瞳を輝かせて話すのは決まってお館様の事なのだ。
「…?某が好きなのは佐助だぞ?」
だというのに、首を傾げて答えた旦那の発言が想定外で、咄嗟に反応できなかった。


唐突に浮かんだ佐→幸っぽいはなし。
幸村は恋愛の好き嫌いじゃなくて人としてって意味で答えてるといいなーと。
お館様はそういう次元じゃない(他と比べるなんてとんでもない)から最初から考えに入ってない。


* * * * *

■リズがガイアに「そばにいたい」と言ってみると、
一瞬フリーズした後「まあいいけど」と呟いて、そして頭を撫でてくれました。


「邪魔しないから、ここにいてもいい?」
 突然俺の天幕へとやってきたリズの言葉に、思わず固まってしまった。
 このお姫様は警戒心というものがないのだろうか。
 刺繍の練習をするためにやってきただけなのだろうが、
 二人きり、しかも身分も卑しい俺のところへやってくるなんて不用心にも程がある。
 注意しなくてはと口を開いたものの、好意を抱く相手に冷たい言葉を投げる事が出来ず
 「…ああ、構わないぜ」
 そう言って、リズの頭を撫でてしまった俺は相当このお姫様に弱いらしい。

 

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